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2024/05/11
解体工事の豆知識

解体情報(業者選びのコツ1)

こんにちは。株式会社近藤組 代表取締役 近藤 将太です。
 いきなりですが、昨今の解体工事では物価高騰による影響で産業廃棄物処理費などの単価も上がり、依頼者(お客様)や私たち業者にもかなりの影響が出てきている現状です。

 最近は人口減少に伴い空き家の増加が多くみられ解体工事の仕事も増加しています。それと同時に解体工事業を取得し解体の施工をする業者も増えていますが、中には解体工事業の未取得や産廃運搬許可の取得をされていない業者の解体も目立ってきています。
 
 一口に解体といっても、色々な条件や決まりがあることを皆様ご存じでしょうか??
 これから皆様には解体を依頼する上での豆知識を少しだけご紹介いたします。

・1,解体する業者選び
  ・安いだけでの決定はNG
  お客様は「解体は建っていた建物が無くなり更地にするだけだからお金を掛けたくない」と思われる方がほとんどです。
  それはその通り!!
  「解体した後に新居を建てられるならそちらにお金を使いたい」
  「経済的に苦しいので安いにこした事はない」 などなど理由は人それぞれですが、
  極端に安い業者を選んでしまうと「新築が建てられない!」や「行政からの違約金が発生して更に多大なお金がいる!!」などの様なお話になってしまいます。
 
 なぜそんな事になるのかを簡単にご説明致します。
  例① 家を建てられない
  ・解体工事を行い、その後新築を建てるという工程はただそれだけの話だけではございません。
  80㎡(平方メートル)以上の建物を解体するときには県への解体届等が必要になります。もしもそれ以外の業者に委託してしまうと解体工事終了後の滅失証明書や滅失届などの発行が困難となり新築工事の届が出来なくなります。
  登録されていない業者は発行が出来ませんので業者の選定はしっかりとネット上評価やホームページ、もしくは委託業者に事前に確認するような事をお勧め致します。
  
  例② 行政機関からの違反金の請求
  ・解体をお考えになるときに皆様がよく行われる事の1つに、数社の業者から見積もりをして貰い安価な業者を選ぶという事があります。
  基本解体工事の時にかかる費用としまして、(1,解体作業工事費、2,産廃運搬費、3,産廃処分費、4,重機回送費、5,養生費、6,その他経費)等がかかりますが、どこの業者でも基本的にはあまり大差のない金額が提示される筈です。
  その中でもごく稀に極端に安い見積もりを持ってきて仕事をされている業者も少なくはありません。お客様からすれば安い業者を選び費用が多くかからない事は好ましいことですが、そこは注意をして頂きたいポイントです。
  安く出来るのはなぜだろう??と少しだけお考え頂き、見積書を再度見直していただきたいのです。かかる費用は1~6まであるのになぜ安いか??安い理由の一番の多くは3の産廃処分費が少ない、安い、もしくはない場合があります。その時には不法投棄などの違法な処分が考えられます。
  その時に万が一、業者の不法投棄が発見された場合には業者には多大なペナルティーや違約金が発生します。基本その場合は工事の施工はSTOPとなります。工事STOPの場合には再度業者選択から始まります。
  ただし、お客様にもペナルティーが発生します。それが違約金です。業者の最高反則金は3億円となりますが、お客様は10分の1の違約金が業者とは別で課せられます。そのうえ再度の業者選択をし、依頼しなくてはならないので余計な経費が発生するのは間違いありません。
  
  以上をふまえて業者選択は慎重にしていただくようお願い致します。もしも自分では分からないと思われる方は当社で無料相談も承っていますのでお電話・メールで気軽にお尋ね下さい。
  以上で今回の解体豆知識と致します。 

  次回はアスベスト関係を掲載いたしますのでお楽しみに!!
  
  
  

 

 
 


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